それでも生きる。

デイサービス勤務の理学療法士がゆるくて、ふかーい、人生哲学を発信していきます。

いまじん

 ジョン・レノン 画像 | 無料のベクター、ストックフォト、PSD

 


一年中あたたかさを感じるいわきなんだけども、

 

ここ最近は、

 

冷たい風が吹き込むことが、

 

強くなってきて、

 

朝も布団から、出ることのハードルが、

 

少しずつ高くなっている今日このごろで。

 

最近久しぶりに、感情が動かされた、

 

考えさせられることが

 

たくさんあったよき、

 

本に巡り合えたので、

 

お決まりのスタバの隅っこで

 

思ったことをつらつらと、

 

書いてみようと、

 

思います。。。。

 

強盗殺人の兄の弟というレッテルを張られた直貴のお話

 

あらすじは、

 

強盗殺人で服役中の兄、剛志から、

 

月に一度、手紙が届く、弟の直貴。

 

家が貧しく、直貴の大学進学のために、と思い、

 

やってしまった、剛志の強盗殺人。

 

アルバイトをするにしても、

 

大学進学するうえでも、

 

音楽で夢を見つけたにしても、

 

好きな人と結婚をするにしても、

 

子供を育てていくにしても、

 

障害になり挫折や、

 

あきらめるという選択をしてしまうのは、

 

いつも、

 

強盗殺人をした兄の弟という直貴のレッテル。

 

そのレッテルのなかで、生きていく、

 

直貴の直貴自身の向き合い方というものに、

 

社会的差別というものを、

 

考えさせられました。。。

 

私たちは無意識に社会的差別の中で生きているんじゃないだろうか

 

このお話の中で、

 

バンドでメジャーデビューをする手前でも、

 

好きな人と結婚をしようとする直前でも、

 

希望が通った部署でも

 

かならず、

 

兄が強盗殺人をした

 

という事実を周囲の人間に知り渡った途端に、

 

直貴を見る目というものが変わって、

 

バンドを辞めることになったり、

 

結婚を拒否されたり、

 

営業の部署から配置変換されたり、

 

そして、

 

気づいたら、人間が離れていく、

 

ことごとく夢をあきらめる。。。

 

直貴の努力や親切な人間性というものを無視して、

 

そのレッテルでその人間をイメージ化してしまう

 

という、ことがたくさんあって、

 

それが、

 

妻にも、

 

子供にも、

 

夫の兄は強盗殺人犯

 

お父さんの兄は強盗殺人犯

 

というレッテルを張られ、

 

そのレッテルというものは、

 

ただの、

 

自分が見たい、自己中心的な

 

個人へのイメージでしかないんだろうなぁと

 

考えてしまうような気がして。。。

 

でも、社会的差別があるのはあたりまえなんじゃないだろうか。

 

でも、社会的差別があることは、

 

あたりまえなんじゃないだろうかと、

 

個人的には考えていて、

 

それは、豪邸に住んでいる人はきっと上品な人なんだろうなぁ。

 

とか、

 

あの人は東京大学を出たから、きっと仕事ができる人なんだろうなぁ。

 

とかとか、

 

学歴や、所有しているもの、SNS、社会的地位とか、

 

それが個人のイメージを作るものだし、

 

良い意味でも悪い意味でも、

 

個人の持った印象自体が、

 

それは、ある意味、社会的差別になりうるものだと

 

思っていて、それがこの本では

 

強盗殺人をした兄の弟

 

というインパクトの大きい、

 

レッテルであるんだろうなぁ。。。

 

大事なことはレッテルを疑うこと、想像なんじゃないだろうか。。。

 

個人をブランディングするSNSがある。

 

資格を持っている。

 

○○という有名企業で働いていたことがある。

 

○○という会社で社長をしている。

 

 という個人をイメージ付けををするレッテルがある。

 

でも、

 

実際に話してみると、

 

自分のことしか話さない。

 

持っているものの自慢しかしない。

 

結局、人のために自分はなにをやっているのか、

 

どんな想いでやっているのか。

 

結局は自分の利益、損得のことしか考えない人もいる。

 

でも、

 

過去に、強盗や、逮捕歴とか法的違反を、

 

過ちを犯してしまっても、

 

いま、その経験があるから、

 

世間のために、こうありたいという、

 

軸を持っている人、行動している人がいる。

 

レッテルだけしか見れていない人は、

 

想像するということを放棄して、

 

その人の本質を見ようとしない人たちもいる。。。

 

自分自身、自分が見たい世界でしか、

 

物事を見れていないけども。。。

 

こういう見方もできるかもしれない。

 

一見短所に見えるけども、

 

こういう視点から見たら、

 

逆に長所になるよなぁ、とか、

 

たくさんの視点で

 

事象や個人というものを想像できるような。

 

そんな人でありたいなぁ。。。

 

結局だいじなことは、

 

それはほんとうなんだろうか??

 

と一歩引いて、

 

疑問に思うことが本質をみるためにはだいじなことなのかもしれない。

 

 Imagine there's no countries


It isn't hard to do


Nothing to kill or die for


And no religion too


Imagine all the people


Living life in peace

 

【訳】

想像してごらん。国なんて関係ないんだと。

 

難しいことなんかない。

 

殺す理由も死ぬ理由もなく

 

宗教もない

 

想像しよう。みんなが

 

ただ平和にいきているって。。。

 

ジョン・レノン Imagineより~