それでも生きる。

デイサービス勤務の理学療法士がゆるくて、ふかーい、人生哲学を発信していきます。

本からできあがってます。

 

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私は高校時代、野球部員で

 

最後の大会で負けて引退試合をした後に、

 

そして、監督から、卒業生に

 

ある一冊の本を手渡されたのを、

 

今でも覚えている。

 

それは、

 

松下幸之助の『道をひらく』

 

 

 

という本だったんだけども、

 

もらった瞬間は『ふーーん』くらいの感覚で、

 

無関心だったような関心があったのか、わからないんだけども

 

なぜか、こころと記憶の片隅に、

 

今でも残っていて、あの本を監督からもらった時の

 

瞬間の、においとか、風景とか、

 

気温とか、そんなことも覚えていて、

 

これからも、

 

絶対に忘れないんだなぁって思う。。。

 

こころが挫かれたときに、本を読むきっかけが生まれた。。。

 

そのあとに、一回だけ道をひらくという本を読んでみたんだけど、

 

高校生の時の自分には、

 

感謝だの礼儀だの、素直だの、

 

まぁ、当たり前だよなぁくらいの感覚で、

 

特に面白さみたいなのはなくて、

 

一応、捨てるのももったいなくて、

 

そのまま自分の目の見えるところに、

 

置いといた記憶がある。

 

そして、大学生になって、

 

自分にとっては、衝撃的な出来事として、

 

覚えているのが、、、

 

100人受けて、2人しか落ちないテストに、

 

落ちたこと衝撃で、そのときに、よくわからないけど、

 

大きなショックを受けたことを覚えている。。

 

テスト勉強はそこそこしてきたけども。。。

 

高校生のころまでは、勉強はそれなりにして、

 

成績はまぁ、学校の中では中の上くらいでいて、

 

頭は良くなかったけども、

 

テスト前の準備はそれなりに行う方で、

 

学校という空間の中では、テスト勉強はそれなりにできると思い込んでいた。

 

でも、大学生になって、勉強のレベルが上がって、

 

でも、大学生という、

 

自由を満喫して、羽目をだいぶ外すようになってから、

 

準備を怠るようになって、

 

周りが頭の良い人たちと仲が良かったから、

 

自分を勘違いして、

 

遊びほうけて、

 

して、大丈夫だろうと思った矢先が、

 

100人中2人しか落ちないものに

 

自分が落ちたことだったんだと思う。

 

気づいたら、吸収力の悪い自分を崇拝するようになった。

 

もともとが卑屈だったから、

 

その出来事がきっかけで

 

さらに、キングオブ、卑屈になって、

 

自分の行動という、

 

自分自身がコントロールできるようなことに、

 

視点を当てることができなくて、

 

自分の能力が低い、

 

というよくわからない、目に見えない、架空の、

 

宗教みたいな、

 

そんなものを崇拝するようになっていて、

 

自分は能力が低いから、ダメなんだと。

 

勉強以外のことにもマイナスイメージをさらに持つようになって、

 

消沈し続けていた自分を覚えている。

 

自分の逃げ場が本という場所にあるのかもしれない。。。

 

 その時に、『俺はダメな奴なんだ~~』

 

みたいな感覚で、悩みに悩みまくった結果、

 

本に逃げたんだと思う。

 

そして、その本として選んだのが、

 

高校生の時に、監督からもらった、

 

『道をひらく』だった。。。

 

高校生の時に読んだ感覚とは全く別物で

 

言葉一つ一つが、新鮮で、

 

こころに浸透してって、

 

救われるような感覚になって

 

涙を。。。と流したのを覚えている。

 

その本の中の言葉をみて、

 

自分の思考が前を向かせてもらって、

 

転んだダルマが、やっと、また、むくっと、

 

起き上がるように、立ち上がって、

 

勉強をそれなりに、し始めたことを

 

覚えている。。。

 

私の思考は本で出来上がっている。

 

それから、社会人になって働くようになってから、

 

学生の比じゃないくらい、

 

悩むことや、辛いことが、とんでもなく

 

増えるようになった。

 

そんで、

 

自分の持つ才能に、悲観して、憎むようにもなったり、

 

人間関係というものや、

 

つらいこと、、、

 

そんなことから、逃げようとする瞬間が、

 

たくさんあって、

 

でも、そのとき、そのときに、

 

自分の悩みを解決してくれるのが、いつも本で、

 

しがみつくように、読んでいる。

 

自分がぱたーん!!

 

って倒れた時に、立ち上がる方法を教えてくれる。

 

本をたくさん読むごとに

 

ダルマみたいに起き上がるスピードも早くなってるって思う。

 

そして、悩むことが過去から、未来への悩みにも変わってる。

 

だから、

 

なにかで、悩んだり、困ったり、したときは

 

すぐに本屋にいって本を買おう。

 

身体が自分の食べたものでできているのなら、

 

思考は自分の読んだ本から出来上がっていくって思う。

 

いまでは、本のおかげで生きていけていて、

 

卑屈な私で、マイナスにもなることも多いけど、

 

前を向くことのほうが多くなってる。

 

今度、私のおすすめの本を紹介します。。。

 

本から出来上がっている、わたしです。。。